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ソニー製カナル型イヤホンの新製品、「XBA-100」を買ってしまった! [音楽:イヤホン]

先日、天気が良かったのでご機嫌でお洗濯してたら、なんということでしょう、去年買ったXBA-10を、シャツの胸ポケットに入れたまま洗ってしまった!おかげさまで、音も綺麗に洗われて見違えるようにクリアになりましたとさ。って嘘です。

慌てて干しましたけど、とりあえずは壊れなかった模様。ちゃんと音出てます。心持ち、低音の響きが豊かになったかな?ってそれ、高域が劣化してますがな。

まぁこういうことしてたらいずれは壊れますな。それでなくても日常的に使うイヤホンは消耗品なんで、次の候補は前々から探してました。でも店頭で試聴してる範囲ではなかなか気にいるものがない。とりあえずはAKGの「K375」、もしくはZERO AUDIOの「カルボ テノーレ ZH-DX200-CT」あたりが、ナチュラルな響きでわりと良いかな、でもなにか物足りないな、と長らく逡巡しておりました。


そんでもって先日もふらふらっとヨドバシ寄ったら、ソニーからバランスド・アーマチュア型の新製品が出てるじゃないですか!先週発売になったばかり。今使ってるやつの後継機種だからそんなに音変わらないだろうと期待もせず試聴したんですけど、

やばいです、試聴してぶっ飛びました!


もうね、別次元の音です。先代とは全く異なる製品ラインと思ったほうがいいです。

XBA-1、XBA-10、XBA-c10についてはそれぞれ以前にレビューしましたが、基本的にナローレンジだけど非常にバランス良い音場を聴かせてくれる、ナチュラルな音作りが魅力的でした。反面サウンドが若干おとなしすぎる印象も。
関連記事:XBA-10IPを買ってきた

対して今回のXBA-100は一変して、サウンドが前へと押し寄せてくる勢いがあります。非常に高密度なサウンド。筐体に真鍮が採用された影響でしょうか。先に発売されている、やはり真鍮製のハウジング採用を売りにした「MDR-EX650」と同様の傾向があります。


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XBA-100の魅力は、EX-650よりさらに濃厚な音場感の提示、ってとこかしら。オケを再生するとホールトーンがしっかりと響き、素敵なホールの一等席で聴いているかのよう。
そして、筐体素材のせいではないでしょうが、ブラスの響きがとても滑らかで心地よい。
木管や弦も艶やかなサウンドを響かせます。バランスド・アーマチュアのシングルユニットなのでレンジはそんなに広くない。特に低音はやはり弱いですが、それを補って余りある活きの良いサウンドです。
オーケストラのパートごとの分離も大変優秀。トゥッティで埋もれがちな木管のラインも明瞭に聴き分けられるし、弦も活き活きとしてて面白い。楽器音が残響をとても上品にまとっている感じ。真鍮ハウジング内の残響をうまく活かして音を鳴らしているのでしょうか。こういう音作りは大歓迎です。
例えばTilson Thomasのヤナーチェク。グラゴル・ミサ冒頭のブラスの咆哮が上品に鳴り響きます。そして曲終了後の残響がまた美しい。シンフォニエッタのソーコル・ファンファーレもブラスアンサンブルが緻密に描写される。


あるいは、録音古いけど、Tilson Thomasのオルフ「カルミナ・ブラーナ」。カルミナ・ブラーナは団子のような重厚な音響で演奏されることが多い気がしますけど、Tilson Thomas盤はノリノリな演奏がたまらん逸品なんです。「Veni, Veni, Venias」なんか軽快なテンポでおもいっきりスウィングしてるし。
この音源は、CBSが70年代に開発した4チャンネルサラウンド「SQ4」方式用に、指揮者を取り巻くように円状に奏者を配置してマルチトラック収録されたため、もともと異様にパートの分離がいいのが特徴。ただLPでは4チャンネル分の音が強引に2チャンネルに押し込められてるため、再生音場が不自然でした(っていうかうちの再生装置が貧弱だった?)。CD化に際して通常の2トラック・ミックスダウンが行われたため、CDではそんなに不自然な音ではありませんが、これがXBA-100を通して聴くとあら不思議、素晴らしくクリアな音場がワイドに拡がるように。


小編成でも楽音が艷やか。中世イタリアの世俗音楽を軽やかに奏でるアンサンブル、「Sine Nomine」の快作、「La Vida de Colin」。古楽器特有の素朴な響きが心地よく、パーカッションの胴鳴りもリアルに響きます。当然ボーカルアンサンブルも美しい。


ロック系の音源も魅力的。ロスのオルタナバンド、「Marriage」のデビューEP、「Kitsune」。Chelsie Wolfeと同じく「Sargent House」レーベル所属。Red Sparowes派生のバンドですが、親玉はあんまり好きでないけど、ここで聴かれるサイケ臭ムンムンなシューゲイザーサウンドはたまらんです。スタジオの空気感っていうんですか?濃密な音場を提示しながら、やはり各楽器はクリアに響く。


Dream Theaterのサード、「Awake」。一曲目「6:00」オープニングのMikeのドラムスもタイトでよいですね。さすがに重低音が弱いのでゴリゴリサウンドを求める人には物足りないと思いますけど、わたしにはちょうどよい。


Múmのサード、「summer make good」の2曲目、「Weeping Rock Rock」の混沌としたエレクトロニカサウンドも、生楽器のリアルさと電子音の絡みがしっかり描き分けられるなかでKristín Annaの儚げなボーカルが浮かび上がり、混沌の中に光さすような美しい空間が構築されます。


オールラウンドに美しく音楽を響かせて、衝動買いだったけどとても気に入りました。手持ちの音源全部聴き直したくなりました。

そうそう、同時に発売になったバランスド・アーマチュアとダイナミック型のハイブリッドドライバーユニットシステム、「XBA-A」シリーズもあったので視聴してきましたが、こちらの方はマルチドライバー構成だけあって、レンジも広く安定したサウンドを響かせてくれます。先代の「XBA-H」シリーズは、H1以外は低音がブーミー過ぎて好みじゃありませんでしたが、新作はすべてバランス良いサウンドでいい感じでした。XBA-A1とどっち買うか悩んだけど、XBA-100のサウンドの方が聴いてて楽しかった。XBA-100にはiPhoneリモコンが付いてないことだけが難点かな。A2以上だとケーブル交換でiPhoneに対応するんですよね。


ちなみにヨドバシでは、このXBAシリーズを含む指定ヘッドホンと同時購入で「iTunesカード1割引き」セールも行ってました。いつまでやってるかわかりませんが、イヤホン買い替え検討中の方はチャンスです。

2015年3月23日追記:もう1台、別なの買ったのですが、これがなかなか音が良い。そちらもご参考に。
韓国iSound製のカナル型イヤホン、「muix IX3000」を衝動買いしてしまった
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