So-net無料ブログ作成

Antoine Fafardのセカンドソロアルバム、「Occultus Tramitis」が発売開始! [音楽:北米]

先日記事にしたとおり、「Spaced Out」のリーダー/作曲のバカテクベーシスト、Antoine Fafardのセカンドアルバム「Occultus Tramitis」が、ついに発売になりました!早速購入。
関連記事:
カナダの変態的ハイテクプログレ・フュージョンバンド、「Spaced Out」のベーシスト、Antoine Fafardのセカンドソロが、来年発売になる模様
追記:サードも出るよ!
antoine fafardの新譜がこの夏に出る!

タイトルはラテン語で「hidden track」という意味らしい。まずはiTunesからのデジタルダウンロード販売が先行。CDは6月1日に発売予定です。





前作がアコギメインのアルバムだったのに対し、今作はストレートなロックフージョン目白押し。Antoineもスラップバリバリ弾きまくっていて感激です。そして多彩なゲスト。当然主役はAntoineのベースですが、ゲストたちの参加を念頭に置いて作られた曲達はみな味わい深い仕上がり。
先行シングルにJerry GoodmanとTerry Bozzioが参加していることは以前の記事にも書きましたが、他にも豪華ゲストが目白押し。Spaced OutからはドラムスのMartin Maheuxが参加。さらに、Bozzioと同じくZappaバンド出身のChad Wackerman、Porcupine TreeのGavin Harrison、そして大御所Simon PhillipsにDave Weckle、前作にも参加したカナダのジャズ系セッションドラマー、Magella Cormier、そして注目の新進女性ドラマー、Emmanuelle Capletteと、ドラムスだけでもかなり贅沢なメンバーです。





レコーディングはセッションではなく、ゲストたちが自分のスタジオで収録した素材をAntoineのスタジオでミックスしたそうです。中でもアルバムサウンドの要がJerry Goodman。過半数の曲に参加し、存在感を示しています。1曲目、「Peace For 4」は、スペーシーなFXに導入されるサイファイ・フュージョン。JerryとGavin Harrisonがタイトに絡む。「Mahavishnu Orchestra」の「The Lost Trident Sessions」を彷彿とさせるリフから、後半はAntoineのメロディックなベースがうたうメローな展開へと突入。
続く「The Chamber」は、ギターにスコヘン、ドラムスにDave Weckl!チック・コリア・エレクトリックバンドの再来か!でも曲調はCCEBというよりは、Tribal Tech/Vital Tech Tones的。スコヘンの変態ブルース系ギターが吠えまくり、そしてそこにAntoineの超絶技巧スラップが絡んでくる。なんというご褒美でしょう。

そして5曲連続してJerry Goodmanの参加曲。「Sum of Six」と「Fur & Axes」はChad Wackermanが軽快に支える。「Sum of Six」にはHoldsworthesqueなギタリスト、Jerry De Villiers Jr.も参加して、Chadのファーストソロ、「Forty Reasons」を彷彿とさせる。
そして先行シングル、「Holding Back Time」ではTerry Bozzioがいかにもなメロディックタム叩いてて楽しい。JerryとTerryという組み合わせからは「UK」的なものを想像するかもしれませんが、どちらかと言うと「Polytown」的。

「Tree O」は、メロディックなAntoineのソロをEmmanuelle Capletteが堅実に支える、派手さはないけどじっくり聴かせる佳曲。Jerryのヴァイオリンが暴れまくる前曲「Funkevil」と好対照。

メカニカルなAntoineのスラップが跳ねまくる「Slydian」と、Jerryのサイバーなヴァイオリンソロが暴れる「Methamorphosis」はSpaced Out的かな。

そして締めはおなじみバッハの「平均律クラヴィーア曲集」から前奏曲とフーガをベースのオーバーダブで。これはいかにもな選曲なので、ちょっと面白みに欠けるかな。あ、演奏は素晴らしいですよ。

兎にも角にも豪華なアルバム。満喫しました。


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0