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ロシアのピアノトリオ、Kubikmaggiが、待望のセカンドアルバム発売 [音楽:ロシア]

先日ご紹介したロシアの先鋭的なニュージャズバンド、「Kubikmaggi(КубикМагги)」ですが、待望のニューアルバム「Suites」が先月末に発売になっております。
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Kseny Fedorova – vocal, piano
Max Roudenko – electric bass, melodica
Ilya Varfolomeev – drums, percussion

ピアノのKsenia、Ksenyに表記が変わりましたね。ファーストもかなり独特な風合いを持ったアルバムでしたが、セカンドアルバムはすべて10分超の楽曲を取り揃えた意欲作。よりジャズ・ロック的なダイナミズムが強調されて素晴らしい。トリオになり、音色のバリエーションが減ってしまったのがちょっと寂しいですが、Kseniaの攻撃的な鍵盤にMaxの先鋭的なベースライン、それを支えるIlyaの堅実なドラミングは、より一体感を高めたアンサンブルを築き上げています。

一曲目「Spain」。タイトルからしてチック・コリアの有名なアレのカバーかとおもいきや、オリジナルでしたね。こういう事言うと怒られそうですが、チックの曲より圧倒的にカッコいいい。フリーフォームなインプロ的掛け合いのイントロを経て、独特のゆらぎを持つリズム感で主題を展開していく。後半のMaxのベースソロを支えるKseniaのピアノがちょっと単調なんですけど、ベースが暴れすぎだからそのぐらいでちょうどいいのか。冒頭に乗せたYouTubeのクリップのように、ライブで聴きたい曲ですね。
一転して2曲目「Vokrug Da Okolo」は詩的な情緒あふれる曲。でも油断してはいけない。曲が展開していくにつれ、徐々にヒートアップしていくアンサンブル。
Maxのハイテクニックなベースソロから始まる3曲目「Tapping」は、映像ないけど、この音数はタッピングなんでしょうね。何歌っているか分からないけど、エキセントリックなKseniaのボーカルが絡む激しい展開を経て、緩急自在な掛け合いを繰り広げていきます。
4曲目の「Jdat'」は、ミニマルな曲調が面白い。徐々に盛り上がる中盤、Max弾きまくり過ぎなんですけど。
ラストは混沌としたサウンドの中でKseniaが呻くように歌うアヴァンギャルドな世界。おまけもあるけど。

前作よりも突っ込んだ音楽表現が楽しいアルバムに仕上がっています。
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