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中華なイヤホン「KZ-ED2」を購入。 [音楽:イヤホン]

昨年購入した中国は深圳市のKnowledge Zenith社のイヤホン、「KZ-ED9」は大変素晴らしい音質でした。
参考記事:高音質なのに低価格。なにかとうわさの中華イヤホン、「KZ-ED9」購入。
しかしながら、結局1年弱でプラグ部が断線気味に。毎日酷使してたら仕方がないか。というわけで、追加購入です。

と、いきたいところでしたが。

どうもiPod touchと相性悪いようなんですよねー。リモコンマイク付きのタイプでしたが、4極ミニプラグのリモコン用接点が接触悪いようで、しょっちゅうリモコンが誤作動してイライラしてた。iPodの方は春にバッテリー劣化の交換修理をしましたが、結局変わらず。iPhoneやMacではまったく症状でないので、これは単純に相性問題。iPod touchはボディの縁が丸みを帯びているので、イヤホン端子がずれやすいのかも。
まぁ結局ED9を買い直したんですけど、やっぱり同じ症状出てる。これは困りものです。

と、そういうトラブルを想定して、同時にもう1本買っちゃいました。同じくKnowledge Zenith製のカナル型、「KZ-ED2」。

昨年ED9購入したときにこれも候補に入ってたんですが、あまりにも安すぎるので躊躇してた。でもお試しに買っても全然後悔しないお値段なので、勢いで買っちゃいました。

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amazonでも安いけど、やっぱり今回もeBayで中国から買い付けです。amazonと同じぐらいの値段でマイクもついてくる。
ED2本体.jpg

ちなみに製品はちっちゃなボール紙製の箱に突っ込んだだけ。
ED2箱.jpg

スペックが書いてありますけど、「Voice coil Material: Japan imports CCAW」なんてある。
ED2仕様.jpg
なんだろうと思ってググってみたら、CCAWと言うのは「銅クラッドアルミ線」っていうのですね。
http://www.furukawa.co.jp/mgw/product/ccaw.htm
上記引用は古河電工ですが、ここに使われているのは何処のメーカーかわかりません。

肝心の音の方は聞いてびっくり、むっちゃくちゃ素晴らしい音。いくらなんでも1万を超える製品とためを張る音は出ませんが、基本的な音作りはKZ-ED9とまったく変わらず、ナチュラルな音像を構築してくれるとっても好ましいサウンド。音場の、特に奥行きが狭く感じられますが、1000円以下でこの音はありえない。コスパ高すぎです。

アプリ「Signal Generator: Audio Test Tone Utiliry」で聴感上の特性を確認してみたところ、20-20000Hzの全帯域に渡って滑らか。
Signal Generator: Audio Test Tone Utility App
カテゴリ: ユーティリティ

価格: 無料

若干2700前後にピークがある感じがしますが、音楽聴くにあたってまったく気にならないレベル。逆に個性となっていいかも、ってぐらい。
ただし、低音は薄め。特にボリューム上げていくと厳しく、歪みが多くなります。

いくつかの音源で感想を。再生にはいつも通り、MacBook Pro、iPhone SE、iPod touch 6thを使ってます。

まずは、John McLaughlin率いる「Mahavishnu Orchestra」によるジャズ・ロックの金字塔、「The Lost Trident Sessions」。


イントロの静謐なアンサンブルから緊張感あふれるセッションですが、研ぎ澄まされた空間の質感を充分に表現してくれるサウンド。ED9と比べると幾分ギターの刻みなどが荒れて聴こえたりもしますが、凡百のイヤホンでは真似のできない再生音。Billy Cobhamのタイトなバスドラなども量感充分。

生楽器も艶かしく聴かせてくれます。現代音楽界の鬼才、Paul ZukofskyによるGiacinto Scelsiの表現主義的な珍品、「Anahit」。


Scelsiの作風はなんだかよくわかりませんが、このアルバムで聴ける怪しげなサウンドがツボにはまってLP時代からのお気に入り。池袋のアール・ヴィヴァンで買ったんだったかな?長らく入手が難しかったものが、デジタル時代になってZukofsky本人がプライベート・レーベルで再発してくれて、しかもXenakis、Galss、CageとのカップリングだったものにBrantのアルバムも混ぜてくれてオトクなセット販売。
LPではデッドなサウンドでアンダーグラウンド感あふれるアルバムだったのですが、ED2で聴くと実はとても研ぎ澄まされた音像だったというのに気付かされる。
Xenakisでの鬼気迫るプレイも壮絶に快感。やっぱZukofskyいいよねー!

1楽章に16分もかかるチョ~ゆったりとしたテンポが話題になったプレヴィン/ロンドン響によるベートーヴェンの交響曲第7番
4楽章のホルンの咆哮にも当時は笑かせてもらった。古楽器演奏出てきてからこういうダイナミックなのもまったく違和感なくなりましたけど、当時は衝撃的だった。1974年の収録と古いものですが、その存在感いまだ色褪せない。プレヴィンは後にロイヤル・フィルとも収録をしてるけど、そっちは平凡になっちゃっててなぁ。
とまぁ、こんなものCDじゃ絶対でないだろうとあきらめてましたけど、なんとタワレコが独自企画で2011年に出してくれた!しかも5番とのカップリング。運命の方は持ってなかったのでとっても嬉しい。って、今聴くとぜったいティルソン・トーマス盤のほうが面白いんですけどね。
古い録音でも丁寧にマスタリングされているのか、ノイズも目立たず、豊かな響きでなかなかの音質です。2楽章の落ち着いたアンサンブル、3楽章の軽快な表現も質感高く再生してくれるED2の実力侮りがたし。4楽章のくだんのホルン咆哮とか、フォルテになると若干歪みが感じられるのがちょっと残念です。

ダブル姉妹による美しき中世音楽、「La Reverdie」による「Bestiarum - Animals in the Music of the Middle Ages」。


ClaudiaとLiviaのCaffagni姉妹、ElisabettaとEllaのMircovich姉妹の4人で結成された中世ポリフォニー音楽のアンサンブル。これは彼女らのデビューアルバムかな?後に男声でDoron David Sherwinが加わりアンサンブルに幅が出ましたが、ここでは女声のみでたおやかなサウンドを紡いでいきます。ED2での再生でも、ヴィールやリュートの弦古楽器も繊細に鳴り響き、ボーカルもしなやか。残響も澄んだ音で、なおかつ過剰にまとわりつくこともなくとても解析的な表現が素晴らしい。一方で打楽器はしっかり芯のあるサウンドで、1000円未満でこれだけ充実した音を聞かせるなんてとんでもない価格破壊イヤホン。
ちなみにこのアルバムはイタリアの「Nouvo Era」レーベルからの発売ですが、後にスペインの「Cantus」レーベルから曲順を入れ替えて再発され、気がつかないで両方買って悔しい思いをしたのでした。
彼女たちの2011年のライブ映像を貼っときますね。


以上、ED2もED9同様に、明瞭なサウンドで様々なジャンルの音楽を楽しめる音を聴かせてくれます。でもダイナミックな音楽はちょっと苦手?それでも通勤とかの普段使いには充分過ぎる良質サウンド。安いから壊れても気にならない。超絶お買い得です。
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